公認心理師登録のオンライン化始まる 氏名変更の手続きが簡単に

公認心理師登録の手続きが8月6日よりオンライン化された。すでに公認心理師として登録している人は、住所や氏名などの変更申請や、資格者証の再交付などで利用できる。手続きには電子証明書が交付されたマイナンバーカードが必要だ。

オンライン申請では紙の申請書を郵送する手間がなくなり、 住民票の写しや戸籍謄本の写しなどの書類を添付する必要もなくなる。手数料も変わり、氏名を変更する場合は紙ベースだと3,100円だが、オンラインだと3,000円と、100円安くなる。また、デジタル資格者証の交付を受ければ、雇用主などに印刷して対面で提示するだけでなく、メール添付やスマートフォンの画面などでも確認が可能だ。

今回の対象は登録済みの公認心理師であり、新規登録のオンライン申請が可能になるのは2025年3月を予定している。

国家資格に関する手続きはほとんどが紙ベースで行われているが、マイナンバー法の改正により、84の国家資格や検定がデジタル化された。公認心理師は、精神保健福祉士や社会福祉士、介護福祉士とともに、他の80資格に先がけてオンライン申請が可能となった。

これからオンライン化を予定している資格には以下のものがある。

・医師(2024年11月頃以降)
・看護師(2024年11月頃以降)
・教員(2025年度頃以降)
・精神保健指定医(2025年度頃以降)
・キャリアコンサルタント(2025年度頃以降)

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