心理系省庁キャリア試験の合格倍率半減 国家公務員総合職採用試験

人事院は5月28日、2024年度国家公務員採用総合職試験(春)の合格者を発表した。法文系・人間科学区分の合格者数は104名、受験者の合格倍率は2.7倍だった。2023年度の合格者数は82名、合格倍率は5.9倍。2022年度は72名、6.7倍と、合格倍率の低下が鮮明になっている。申込者数も2022年が495人、2023年が485人、2024年が356人と減少傾向だ。

人間科学区分の合格者の勤務先は法務省矯正局や同省保護局、厚生労働省職業安定局などがある。矯正局では法務教官や法務技官などとして採用されるのが一般的だ。受験資格は30歳未満。心理系の公務員として知られる家庭裁判所調査官補とは試験が異なる。

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